総合的設備管理(TPM)
TPM – Total Productive Maintenanceとは、全員参加の生産保全という意味を持っています。つまり、検査、清掃、潤滑、簡単な調整などの基本的なメンテナンス・タスクを、生産チームのメンバーに割り当てるということです。
TPMは、一緒に機械や設備の効率を低下させる問題を排除するために、会社・工場における全員参加を必要とします。
これにより、メンテナンス チームのメンバーは、計画に基づいて設備のメンテナンス、設備の改善、トレーニング及びその他の必要な活動に集中する時間が与えられます。
「全員参加の生産保全(TPM)」のコースに登録して、様々な企業が世界中の製造業界に広く適用されている方法論の詳細を学びましょう。
COURSE OVERVIEW
Name of the course: 総合的設備管理(TPM)
Object: ライン長、監視員、グループ長、班長など生産担当者
Training time: 2日間~3日間(顧客の要求に応じた計画)
Language: ベトナム語
Lecturers: ベトナム人
Forms of training: 顧客の会社で直接(Inhouse)または多くの企業へのワークショップ
Training methods: 教室で講義、プレゼンテーション、相談、練習
PURPOSE OF COURSE
- 生産性・品質の最大化に対して全員参加の生産保全の目的・重要性を理解する。
- 機械・設備がスムーズに稼働し、最大生産性を得られるように、日常点検、日常メンテナンス、定期メンテナンスのシステムを適切に運用する。
TRAINING CONTENT IN THE COURSE
全員参加の生産保全(TPM)の概略
- TPMの定義
- TPMの原理は何?
- TPMを実施する目的は何?
PQCDMSEに対するTPMの重要性
- TPMを実施するメリット
- 設備稼働中のロス
OEE及びロス指標
- OEE指標の計算し方
- TPMの基本的な目標は何?
- 演習1:職場でOEE指標を計算する。
TPMの5つ本柱
- TPMの主な活動は何?
- TPMの5つ本柱
- TPMを展開するステップ
- 演習2:職場におけるTPMの本柱の各活動を評価する。
自主保全
- 自主保全とは?
- オペレータに対する条件
- 自主保全の7ステップ
- 演習3:オペレータが担当する設備の場所で自分で実施できるメンテナンス項目を特定する。
全員参加の生産保全(TPM)の計画を策定する。
- TPM活動の方針・方策を立てる。
- TPMを展開・実施する計画を立てる。
- 地域・部門別の自主保全チームを作る。
- TPMを展開するサンプル領域の選択(改善及び自主保全標準化)
- 自主保全オペレータ及び保全部門ための時間の経過とともに必要なスキルをアップする。
コースのまとめ、行動計画の作成及び認定証の授与
FEEDBACK
「TPMが日本を発展させる方法、及び世界中の工業・生産業界で広く適用されている理由を理解するために学びます」
「全面的・安定的なシステム制御、良好で安全な職場環境、機械停止故障なし、不良品なし、損失なし、事故なし、それはTPMがもたらすものです」
「TPMが建設、交通運輸などの他の分野に適用されます」