改善の基本(カイゼン)
改善とはは、「改」(「連続という意味」)及び「善」(改善という意味)を組み合わせた日本語の単語であり、継続的な改善を意味する英語の用語「ongoing improvement」に翻訳されるものである。これは日本の有名なビジネス哲学であり、共通の目標を達成するために、企業のあらゆる部門のすべての従業員が協力して生産プロセスを改善するのである。次は 世界的に有名企業での改善アイデアに関するいくつかの統計である:
- トヨタ:10〜12つのアイデア/一人のスタッフ/年
- スズキ:50,000つのアイデア/一人のスタッフ/年
- トヨタレクサス:100つのアイデア/一人のスタッフ/年
「カイゼン」の改善プロセスは規模が小さく、段階的だが、長期間にわたって印象的な結果をもたらす。それが日本最大の各企業の成功の秘訣である。「改善の基本(カイゼン)」コースは、企業の生産プロセスに強力な発展の原動力を生み出す。
COURSE OVERVIEW
Name of the course: 改善の基本(カイゼン)
Object: 従業員、ワーカー、実習生
Training time: 2日間~3日間(顧客の要求に応じた計画)
Language: ベトナム語
Lecturers: ベトナム人
Forms of training: 顧客の会社で直接(Inhouse)または多くの企業へのワークショップ
Training methods: 教室で講義、プレゼンテーション、相談、練習
PURPOSE OF COURSE
- 持続可能な発展に対する改善の目的、意味、重要性を理解する。
- 最も単純なものからより良い効率で改善する方法を知る。
- 毎日改善する意識を向上させる。
TRAINING CONTENT IN THE COURSE
1. 生産工場の基本要素
- QCDMSE要因の管理
- 4M管理
2. ムリ・ムラ・ムダと7つのムダ
- ムリ・ムラ・ムダの概要
- 生産中の7つのムダを特定する方法
3. ムダというテーマの選択方法
- 生産ライン/プロセスの「三現」及びフローチャートでの説明
- ラインまたはプロセスのすべての段階の実際の時間を確定し、関心のある各段階を特定する。
- 関心のある段階/作業での3Muを特定し、テーマを選択する。
- 実践:ムダのテーマを特定する。
4. 現状の把握
- 詳細な操作を理解し、ムダを明確にする。
- 標準作業調整表:人間と機械の作業を調整・分析する
- 動作調整分析チャート:SIMO
- 輸送プロセス分析チャート
- 両手分析チャート
- サーブリッグ分析:動作・加工のムリ・ムラ・ムダ
- ツール5W-2H
- 実践:現状を把握する
5. 状況分析
- 「現地・現物・現実」の三現で考えられる問題点を見つける
- 明確でない問題点(4M)の検証
- 実践:状況を分析する。
6. 原因の分析
- 根本的な原因は何か?
- 5Whysを適用して根本原因を見つける。
- 実践:根本原因を分析する。
7. 対策の選択
- できるだけ多くの潜在的な対策を提案する。
- 利害関係者との合意を構築し、対策を選択する。
- 実践:対策を確定する。
8. 結果の確認
- テーマの効果を評価する。
- テーマの目に見える効果、目に見えない効果、および経済効率
- 実践:テーマの効果を評価する。
9. 標準化と目でみる管理
- 標準化と目で見る管理の目的と意味
- 実践:標準化が必要なポイントを特定する
FEEDBACK
「私が今までに学んだ中で最も有用な知識を齎したコースです。」
「すべての知識は貴重です」。
「カイゼンというビジネス哲学は、日本の多くの大企業(トヨタ、キヤノン、ホンダなど)でうまく適用されており、ベトナムを含む他の国々でもますます信頼されています。」